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 ニャンと気ままに…♪   

🌸日常生活の雑感と他愛のない詩など小作品を紹介します       comment もお寄せ下さいね。      

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77. 「待合室」

  「待合室」

 長い時間が過ぎていた
 診察室のドアがあいて
 看護士が声をあげた
 「○○○○さーん」
 待合室の長椅子の人たちが
 一瞬顔をあげるが
 すぐに落胆したように
 小さなため息をついて
 床に視線をおとした
 朝から幾度となく
 繰りかえす儀式のように

 診察室のドアがあいて
 看護士が声をあげた
 「○○○○さーん」
 ある有名な女優と同じ名を呼んだ
 みんなが一斉に顔を上げて
 名前の主を探そうとしたとき
 一人の老婆がひどくゆっくりと
 杖を頼りに立ち上がり
 おぼつかない足取りで
 診察室へと向かっていった
   …だよね
 だれもが隣人と顔を見合わせた
 まるで十年来の知己かのように
 はにかんだ笑みを浮かべて



 
病院に足を運ぶことが多くなりました。
私自身のことではないのですけどね。
いえ…実は私も爆弾を一つ抱えているっちゃ(^_-)-☆

たまに詩のような情景があります。
えっ…と思うような名前が呼ばれたりすると
ついご本人を確認して心の中でクスっとしてね。
まあそれくらいの楽しみがないと、待合室で
何時間も座っているのはたいへんです。
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