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 ニャンと気ままに…♪   

🌸日常生活の雑感と他愛のない詩など小作品を紹介します       comment もお寄せ下さいね。      

83. 鮎

   「鮎」

 朝霧けむる山あいは
 川のせせらぎ 鳥の声 
 息をひそめて釣り人は
 流れに低く糸を垂れ

 緑を映す川の面が
 見るや俄かにざわめいて
 いま遡る魚影は
 縄張りを競る 鮎の群れ

 早瀬の底は忽ちに
 獅子奮迅の関ケ原
 勇みし鮎は したたかな
 おとりの針に捕えられ

 腕に覚えの釣り人の
 ググッとしなる 竿の先
 引けば 銀鱗ひるがえり
 鮎が弧を描く 水の上

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57. 詩「おはよう」

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  「おはよう」

 「おはよう」って戸を開ければ
 太陽はもう屋根を磨いているし

 「おはよう」って深呼吸すれば
 小鳥は枝で発声練習を始めているし

 「おはよう」って足元をみれば
 蟻は朝一番の御馳走を運んでいるし

 「おはよう」って目をこらすと
 小さな花が遠慮がちに開きはじめて

 「おはよう」って耳をすませば
 人の声などが聞こえてきて
 朝だなあとしみじみ思う

 「おはよう」って
 一日の始まりの号令だな


※上の写真は我が家の庭木です。 
  写真では、金柑の黄金色、南天の実の真っ赤、葉っぱの緑がきれいに
  みえなくて残念ですが…目が覚めるような鮮やかさです。
  でも、この南天の実は毎年早いうちに鳥のエサになってしまうので
  こんなにきれいに残っているのは久しぶりです。


   きれいなので床の間にも飾りました。
  金柑と千両と南天・・・なんとめでたいとりあわせでしょう。
  南天は“難を転じて福となす”といわれます。 
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56. 詩「いとこ」

  
  
 「 いとこ 」

  家族じゃないから
  ちょっとだけ えんりょする

  兄弟じゃないから
  ちょっとだけ 手かげんする

  他人じゃないから
  たまに会えると うれしい

  同じ血が 流れてるなって
  なんとなく かんじる

  一年にたった一回だけの 
  ゼンインシュウゴウだから

  バイバイって 別れるときは
  すっごく さびしい


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  ※ ずいぶん前の写真ですが、本当はもう一人・女の子がいます。

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52. メダカすきだよ

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  「メダカすきだよ」


 メダカは
 ちっとも大きくなりません
 でもすばしっこいところがすきです
 ボクの狩猟本能を刺激して
 いつまでも目がはなせません

 メダカも ときどき
 チラッ チラッと こちらを見ます
 なにか用か? というように
 もう こっち見ちゃだめ

 ちょっと つかれてきます
 うとうとと ねぶたくなります
 でも 時間はたっぷり
 いつか つかまえてやる


 ※リリーは本当は女の子です。
  でもこんな毛色をしているので誰もが男の子?と聞きます。

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50. 詩「圏央竜がやってきた」

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   「圏央竜がやってきた」
  
  刈田の畔に現れた
  首長竜のごときもの
  空をザックリ切りさいて
  槌音高くのびてきた

  あの橋げたのあたりには
  ホタルが乱舞してたっけ
  タニシをついばむ白鷺が
  いつもつがいで来てたっけ

  こごえる冬の朝には
  遠くに富士も見えたっけ
  静かな夜の星空を
  風呂の窓から見てたっけ

  完成間近の圏央道が
  空港めざして延びていく
  関東平野のパノラマに
  遮るものなど無かったが


写真は工事中の圏央道。今では車もビュンビュンです。
東北自動車道の久喜JCTから分かれてすぐのところです。
私の家の近くではありませんが、冬枯れの日には
雪を冠った富士山がくっきりときれいに見えていました。
ああ関東平野だなあ~と思える風景でした。
もちろん今でも、その向こう側に行けば…富士山見えますけどね(^^♪

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