ニャンと気ままに…♪   

🌸日常生活の雑感と他愛のない詩など小作品を紹介します       comment もお寄せ下さいね。      

詩「つぶやき」

220px-Statue_of_Saigo_Takamori,_Ueno_Park,_Tokyo

おいは西郷吉之助でごわんど
隆盛? そげん呼び名もあいもした
じゃっどん、こん浴衣姿では、そうよな名は似合わんとでしょう
親からもろた吉之助ちゅう名が一番ぴったいとくうでしょうが
そいにしても
高村光雲さぁが、んごてこんよな浴衣姿にされたのか
理由はわかいませんが、蒸しぬくい江戸の夏は
こん恰好が一番すごしやすかと考えもす

いんや、愛犬ツンどんは、後藤貞行さぁが作っちゅうです。
なあ、ツンどん
ずいぶん長かちゅうこつ そげん睨みばきかして
江戸城のエネルギーを左右すう魔界の番犬のごて
大江戸の鬼門にあたう上野のツンと
裏鬼門にあたう渋谷のハチ公さぁとが
立派に、そん役目ば果たしてきたて、まっこと感心しもんで
お陰さぁで江戸は 今日も平穏じゃが
そいどん、着の身着のままのおいごと違ごて
江戸の衆の姿かたち、人情が変わりもしたじゃなかか
ほうじゃ! あれはまこと良かもんなあ

ほれ、あん若造が耳にあてがっとうもん
”空中飛来語り道具”ちゅう便利なもんほいならんか
どこぞの誰としゃべっちゅうのか可笑しげに
あげん良かもんを持ちよったら、戊辰戦争も
あげな苦々しいこつぱならんかったげになあ
城山のこつだって…

うっ、寒かぁ…
春はまだ来んですか?
春は桜が咲くものじゃっで うれしかな~思っちゅうです
ぎょうさんの人だかいで うれしかなあ~思っちゅうでう
そんで…おいも焼酎が飲みたいと ねんじゅ思っておいもす
はぁ~

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詩「アゲハの約束」

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   すきキライなんて いわないよ
   ボクは幼虫だもん
   ママは アゲハチョウ
   だからボクは アゲハのこどもです
   ママは この葉っぱに 卵をうみました
   やわらかな カラーの葉っぱです
  
   ボクは わき目もふらずに
   ムシャムシャたべます
   まいにち グングン大きくなります
    
   りっぱなアゲハチョウになるって
   ママが信じているから
   いっしょうけんめいに たべます
   ムシャムシャムシャの 毎日です
   ママ ボクがんばるよ

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詩「休日の魚たち」

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 オハヨウ
 オハヨウ
 アサゴハン タベタ?
 キョウハ タベナイ
 キュウジツハ キケンダシネ
 ソウダネ ガマンシヨウ

 キョウハ フタリキテイルネ
 イマニ タクサン アツマルヨ
 キュウジツ ダカラネ
 デモ ハラヘッタネ
 ハラ ペッチャンコ

 ナニカ オッコチテ キタヨ
 アブナイ アブナイ
 ウマソウナ ニオイガスルヨ
 タベチャ ダメ!
 アウッ・・・

※ 写真は久喜菖蒲公園、東京ドーム6.8倍の公園です。
  野鳥観察、自転車ロード、ボート乗り、釣りなど憩いの場所です。
  昭和45年ころ、工業団地開発に伴ない、沼・湿地などをまとめて
  池が作られました。
  

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詩「コイノボリ」

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利根川を見おろして
コイノボリが ふたつ

10メートルのコイノボリが
  風をうけて 空をおよぎだすと
    100メートルのコイノボリも
      風をはらんで ゆっくりとおよぎだす

10メートルのコイノボリが
  誇らしげに 右になびくと
    100メートルのこいのぼりも
           ゆったりと右になびく

100メートルのコイノボリが動いて
   大きな歓声がわきあがるたびに
     10メートルのコイノボリは
        ちょっとだけ さびしくなる


※隣町の加須市はコイノボリの生産地。 毎年5月3日の午前と午後の
 2回、 利根川の河川敷で100メートルのコイノボリを空に泳がせます。
 巨大クレーンにつながれた巨大なコイのぼりはただただ圧巻!
 10メートルのコイノボリも一緒に揚げるのですが…写真で見えますか?
 大きなコイのすぐ下で泳いでいる10メートルのコイノボリ。
 うっかりすると気がつかないくらい 小さく見えます。

 コイノボリに彩色したのは大勢の加須市民の皆さんです。
学校の体育館にコイ柄の布を広げて、個人や団体ごとやら分担を決めて
色を付けたそうです。ウロコ一枚でも何人がかり…
コイ全体はあまりにも大きくて、人もいっぱいで、自分がコイのどの部分を
塗っているのか見当も付かないくらいだったそうです。

 我が家のコイノボリも7メートルあり、庭に泳がせるのが気が引ける程
 でしたが 子どもたちは座敷に長くのばしたコイのトンネルにもぐって
 追いかけっこを楽しんで いました。




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歌詩「金柑の下で」  

その一粒を私にください
凍える朝に降るような
光のしずく閉じ込めて
たわわに実った金柑の
丸く冷たい一粒を

そのひと枝を私に下さい
葉っぱの陰に寄りそって
遠い汽笛をきいている
夜道にゆれる金柑の
ランプのような一枝を

その一粒をカリリと噛んで
その一枝を窓辺に飾り
春の芽吹きにときめいた
あの日のように輝いて
あの日のように輝いて

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※ 2015.10 月、 第20回 日本歌曲コンクール詩部門で優秀賞をいただきました。
  この詩に吉田節子さんが素敵な曲を付けて下さって作曲部門で奨励賞受賞。 
  また平木悟さんも作曲 して下さいました。
  声楽部門本選会(2015.10.10 トッパンホール)では加藤裕子さん
  が美しい声で歌ってくださいました。
  吉田さんは前回の「夏の庭」の作曲者でもあります。    

 金柑の一粒一粒はキラリとまぶしく瑞々しい若さと美しさの象徴です。
 たわわに実って夜道を照らすようなその一粒一粒は、たくさんの思い出、
 出会った人たち、色々な経験、いわゆる自分の人生の全てを表しています。
 いま年をとって・・・あの頃の若さと高鳴る胸のときめきよ再び・・・
 といった意味も含めてみました。
 
 家の庭には金柑の木があって、毎年たわわに実をつけます。
 それを皮ごとカリリとかんで食べるのが一番好きです。
 

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