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 ニャンと気ままに…♪   

🐱🌸日常生活の雑感と他愛のない詩など小作品を紹介します        コメントもお寄せ下さいね。      

80. いもうと

  「いもうと」

 じぶんのほうから
 かくれんぼしようって
 いったのに なんで
 おしいれのなかで
 くーくーねちゃうんだ
 ぼくのいもうと
 もういいかい…
 へんじがない

 もういっかい
 かくれんぼしようって
 いったのに なんで
 だまってかってに
 あそびにいっちゃうんだ
 ぼくのいもうと
 もういいかい…
 へんじがない

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59. 「お年玉」

   「お年玉」

 しんせきあつまるパーティで
 子どもたちみんなうれしそう
 そろそろパーティおひらきだ
 子供たちみんなわらってる
 おとなたち
 ひたすらバックをみつめてる
 しばらくすると
 お年玉ぶくろをとりだして
 子供の手の中わたされた
 みなうれしそうにほほえんだ
snap_olivejoy_201825194314.jpg

※東京から一人で電車に乗って泊りに来た孫娘(8歳)がパソコンを打ちながら作った詩です(^_-)-☆昨日親戚が集まった時のことを書いたそうです。

※その後…中学生になった孫娘は乗馬も得意で英語ペラペラ。今は絵が趣味です。
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下のフクロウの絵は、私が気に入ったので誕生日にプレゼントしてくれました。
1628379381912.jpg

DSC_2870 (1)

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41.詩「カキとカキ」

  
   「カキとカキ」

   お皿のうえで
   お山の柿と 海のカキが
   であいましたとさ

   山のカキです よろしく
   海のカキです よろしく

   青い空はふるさとです
   青い海はふるさとです

   まるい月が ともだちさ
   まるいクラゲが ともだちさ

   葉っぱが風になびくんだ
   昆布が波にゆれるんだ

   きょうの勝負は
   引きわけです
   トントン

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14. 詩「ヘビだもん」

おさんぽしていたら
みみずがはねてきて
クネクネしないで
ちゃんとまっすぐ歩こうよって
そんなのムリムリ
だって ぼくヘビだもん

木のぼりしていたら
からすがとんできて
ニョロニョロしないで
お空でおにごっこしようって
そんなのムリムリ
だって ぼくヘビだもん

水あびしていたら
お魚たちの声がした
クネクネニョロニョロ
およげるなんてかっこいいって
そんなのへっちゃら
だって ぼくヘビだもん

※ヘビはえらい! わたしは泳げないからヘビにも劣る。

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12. 詩「おくすりのんだ」

   「おくすりのんだ」

  おくすりのんだ 
  赤いつぶ ゴックン
  てんじょうグルグル まわってる
  だれかがとおった まどのそと

  おくすりのんだ 
  白いこな ゴックン
  かあさんどこまで いったかな
  時計がコチコチ いまなんじ?

  おくすりのんだ 
  あまいシロップ ゴックン
  きょうのしゅくだい なんだろう
  ともだちあそびに こないかな

※2014年(平26)、「第30回三木露風賞」で佳作入選しました。
 3行目は入選後に加筆したものです。三木露風賞は毎年人気が高く
 この回も5099編という応募数の多さでした。

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9.詩 「あけび」

   
     「あけび」

 あけびのつるが のびている
 むこうのえだに とどいてる
 さるのブランコ つなわたり
 谷はふかいぞ きをつけろ

 風は下から ふいてくる
 花はむらさき ゆれている
 あけびの実が なったなら
 いのいちばんに とってやろ


※2014年(平26)、「第15回柳波賞」で優秀賞をいただいた作品です。
 この表彰式前日から未曽有の大雪だったため、出席を断念しました。
 (昨年は「うしがえる」で佳作入選でした)
 
 わが家のアケビは鉢植えですが夏はツルをどこまでも伸ばし葉を広げて
 水槽に涼しい陰をおとしてくれます。
 でも花はほとんどが雄花なので・・・実は6つくらいしかできません。
 幼いころの故郷では、アケビの甘いタネ部分を食べましたが、いまは
 皮を小さく切って、肉などと炒めて食べます。山形県の郷土料理のような
 味わいで…かなり苦みが残りますが美味しいです。

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